シミが付いた！
すぐに拭きたくなる気持ちをグッとこらえて、ティッシュ（乾いた）で優しく押し当てて、ティッシュに汚れを吸わしてあげて下さい。
水分を含んだティッシュやおしぼりで行うと、繊維は水分を含み膨張しさらに奥まで汚れが入り込み取れにくくなります。
また、拭き取り作業を行うと、シミは広範囲に広がる上に繊維の表面を擦る事により、繊維は傷ついてしまいます。
また、お店のおしぼりには殺菌の為に塩素系成分が含まれている事がある為、染色等が破壊され次回の洗濯で色落ちに繋がります。
乾いたティッシュで優しく吸い上げたら・・
乾いたティッシュで優しく吸い上げてあげた時、ゴシゴシ擦って取った時より、見た目はシミが取れていませんが、シミ除去の難易度は低いのです。(クリーニング屋が楽したい訳ではなくｗｗｗ）
しみ抜きの難易度が低いと繊維に与えるダメージは少なくなります。
よって、洗っただけでシミが落ちる程度で済む事もあります。
焦らず、慌てず、そっと吸い上げて下さい。
市販のしみ抜き剤にもご注意を
市販のしみ抜き剤やしみ抜き機は全てにおいて万能な訳ではありません。
製造側から考えれば、どんな衣類にも極力影響が少なく、ある程度落ちる程度のしみ抜き剤となっています。ですので、深追いは禁物！
なんでも、強く押し当てたり何度もしみ抜き剤をつければなんとかなる訳でもありません。ご家庭で洗われるような衣類でも軽く吸い上げてあげるだけの方が、繊維の奥までしみ込んでいなかったり、表面の繊維が傷ついてない為、家庭洗濯で簡単に落ちるケースもあります。
